クラシックシーズン到来。堤礼実アナが桜花賞、皐月賞で注目している馬 (3ページ目)

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 皐月賞ではダノンザキッドが注目を集めそうです。前哨戦の弥生賞で3着に敗れ、デビュー以来の無敗がストップしてしまいましたが、強い馬なのは間違いありません。本番で巻き返す可能性は十分にあると思います。

 私が気になるのは、その弥生賞でダノンザキッドに土をつけたタイトルホルダーと、皐月賞と同じ中山・芝2000mの京成杯で強さを見せたグラティアス。どちらも力のある馬だと思うので、皐月賞本番でも好勝負を見せてくれるのではないかと期待しています。

 古馬GIに目を向けると、4月4日の大阪杯にはコントレイルが出走予定です。この連載ではもう何度となく言っていますが、コントレイルは私にとって特別な馬。2021年初戦がとても楽しみです。

 もちろん、勝ってほしいという気持ちで応援します。でも勝ち負け以前に、いつもどおりの走りというか、コントレイルの力がすべて発揮されるレースになってくれればいいなと思っています。

 コントレイルの他にもグランアレグリアやサリオスなどが出走予定ですし、今年の大阪杯はかなり注目度の高いレースになりそうです。

 また、昨年牝馬三冠を成し遂げたデアリングタクトは、4月25日に香港で開催されるクイーンエリザベス2世カップへ向かうようです。

 およそ3カ月半ぶりの始動戦となった金鯱賞では2着と惜敗。「デアリングタクトだし、ここも勝っちゃうんでしょ」という気持ちで見ていたのですが、やっぱり競馬に絶対はないですね。

 ただ、負けはしましたが、中身のあるレースでしたし、彼女にとってはひとつ叩いて次が本番。初の海外遠征となる香港で、どんな走りを見せてくれるのか、こちらも楽しみにしています。

Profile
堤 礼実(つつみ・れいみ) 2016年フジテレビ入社。
1993年11月23日生まれ、米国カリフォルニア州サンノゼ出身。
血液型:O型。趣味:ミュージカル鑑賞、ダンス。
好きなもの:東宝ミュージカル、宝塚歌劇、ハプスブルク家、
パクチー、チーズ。
モットー:「一瞬一瞬を大切に」「意志のあるところに道はある」

『みんなのKEIBA』(毎週日曜・午後3時00分~)
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