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クラシックシーズン到来。堤礼実アナが桜花賞、皐月賞で注目している馬

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

堤 礼実連載:『華麗なるウマ話』第14回

スポルティーバとフジテレビの競馬中継番組『みんなのKEIBA』とのコラボ企画、堤礼実アナウンサーの連載『華麗なるウマ話』。今回は、春のGIシリーズにおける注目馬とともに、堤アナにとっての「春の思い出」について話を聞いた――。

 春は桜の季節です。

 コロナ禍になる前は『みんなのKEIBA』も毎週競馬場から放送していたので、この時期は行き帰りの道すがら、春を感じることができました。気温が徐々に上がって過ごしやすくなり、春の風も気持ちがいい。草木が芽吹くこの季節は、風の匂いも春を感じさせてくれました。

 何年か前には、競馬中継が終わったあと、競馬班のアナウンサー数人で桜の綺麗な所に寄り道をしてお花見をしたこともありました。といっても、ペットボトルのジュースで乾杯したくらいですけれど......。でも、そんな些細な出来事でさえ、今はすごく楽しかった記憶として残っています。

 今年は桜の開花が早かったですね。

 2週間ほど前のことですが、フジテレビの前を歩いていたとき、ふと見上げると桜の花が咲き始めていることに気がつきました。今年に入り、外に出る機会があまりなく、四季の変化に気づくことも少なかったので、桜を目にして「もう春なんだな」と、うれしい気分になりました。

 私がお台場の桜を見ると必ず思い出すのは、フジテレビの入社式のこと。当時の写真を見てみると、後ろにはきれいな桜が映えていました。

 ただ、どの写真を見ても、私の目元は少し腫れています(苦笑)。というのも、そんな晴れの日に、私は人生初のものもらいになってしまったのです。前日までは何ともなかったのに、当日の朝起きたら、まぶたのあたりが腫れていて......。恥ずかしながら、今となってはよき思い出です。

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