2021.03.13

「穴党のための」フィリーズレビュー。狙うべきは人気の盲点となる4頭

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 GI桜花賞(4月11日/阪神・芝1600m)の前哨戦となるGIIフィリーズレビュー(阪神・芝1400m)が3月14日に行なわれる。

 過去10年の結果を振り返ってみると、3連単では5万円超えの好配当が7回もあって、2014年には175万540円という高配当が生まれている。波乱の多いレースで、「フィリーズレビューは『穴党のためのレース』と言っても過言ではないでしょう」と、日刊スポーツの太田尚樹記者も語る。  

「過去10年で1番人気はわずか4連対。他の6頭は馬券圏外(4着以下)に沈んでいます。一方で、6番人気以下が13頭も馬券に絡んでいて、馬連の平均配当も1万円を超えています」

 そして太田記者は、そんな波乱を演出する馬についてこう分析する。

「前週のGIIチューリップ賞(阪神・芝1600m)に比べて、短距離志向の馬が数多く参戦。その結果、ペースが速くなり、後方待機組が活躍するのがこのレースの特徴です。事実、逃げ馬は過去10年で0勝、2着1回、3着2回と苦戦。今年も、先週の雨によって外差しが決まる馬場になってきていますから、こうした傾向は続くと見ています」

 また、スポーツニッポンの小田哲也記者は、別角度からフィリーズレビューの意外な傾向を指摘する。

「実はこのレース、クラシックを意識している、という馬の出走はそれほど多くなく、1200m~1400m戦を使われてきた馬が穴人気になりやすいんです。しかし、そうした馬の戦績は壊滅的。反対に、マイル経験のある馬のほうが圧倒的に好成績を残しています。近年の勝ち馬で例外なのは、ソルヴェイグ(2016年)とカラクレナイ(2017年)だけです」

フィリーズレビューでの巻き返しが見込まれるポールネイロン こうした状況を踏まえて、小田記者はポールネイロン(牝3歳)の名前を挙げた。