2021.01.30

荒れ続けるシルクロードS。穴党記者ゆえ発見できた高配当の使者4頭

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 GI高松宮記念(3月28日/中京・芝1200m)の前哨戦となるGIIIシルクロードS(中京・芝1200m)が1月31日に行なわれる。今年は京都競馬場が改修工事のため、本番と同じ中京競馬場が舞台となる。

 過去10年の結果を振り返ってみると、ハンデ戦ということもあって、波乱の連続である。1番人気は3勝、2着1回と今ひとつの成績で、3連単はすべて4万円以上の好配当となっている。とりわけ、ここ3年は10万円以上の高配当が生まれていて、絶対的な存在がいない今年も"荒れる"可能性は大きい。

 まず、ポイントとなるのはハンデだが、日刊スポーツの木南友輔記者はこう語る。

「今年は、ハンデが全体的に『重めだな』という印象です。『これは軽いぞ』って、ワクワクするような馬はちょっと見当たりません」

 となると、勝敗を左右するカギはどこにあるのか。中日スポーツの大野英樹記者は馬場状態に言及し、次のような見解を示す。

「明らかに内が荒れていて、見た目には差し有利に思える中京の芝コースですが、先週の土曜日、日曜日の芝レースで、後方からの差し切り勝ちが決まったのは、9レース中、わずかに2レース。あとは、逃げ・先行、もしくは道中4~5番手の好位につけていた馬が勝っています。

 今週からはBコースを使用。荒れた部分は仮柵でカバーされます。ますます先行有利な馬場状態になることは間違いないでしょう。

 そんな状況ゆえ、テンのスピードがずば抜けているモズスーパーフレア(牝6歳)がペースを握るのは確実。スピード非凡なこの馬についていけば、他の先行馬はいわゆる"つきバテ"の危険がありますが、そういった馬が残るケースもよくあります。馬場状態を踏まえれば、その辺りに穴馬が隠れている気がします」