2020.11.07

波乱が起こりやすくなったみやこS。
今年の大駆け候補は自力ある2頭

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 秋のGIシリーズの谷間となる今週、関西ではGIチャンピオンズC(12月6日/中京・ダート1800m)の前哨戦となるGIIIみやこS(11月8日/阪神・ダート1800m)が行なわれる。

 2010年に新設されて、過去9回行なわれてきた同レース(※2018年は地方交流重賞のJBC競走開催のため休止)。今年は京都競馬場の改修工事により、阪神競馬場での開催となる。

 その分、コース形態に多少の差はあるが、レースの施行時期や距離も変わらないため、馬券検討においては、過去の結果を参考にしていきたい。

 大まかな傾向を見てみると、当初は比較的堅い決着に収まっていたが、徐々に波乱ムードが強まっている印象がある。現に2014年以降、1番人気が馬券圏内(3着以内)に入ったのは、たったの1度だけ。7番人気以上の伏兵が毎年馬券に絡んで、3連単では好配当が続出している。

 特に昨年は、7番人気のヴェンジェンスが勝利し、10番人気のキングズガードが2着、6番人気のウェスタールンドが3着に入って、3連単は47万3050円という高配当となった。

 こうした状況からして、今年も穴狙いに徹してみてはどうか。そこで、過去9回の結果を検証し、今回のレースで激走しそうな穴馬を探し出してみたい。

 まず注視したいのは、近走で比較的安定した結果を残しながら、人気薄だった馬である。実はそうした馬の台頭が過去に見られるのだ。

 いい例となるのは、2014年に9番人気で2着に入ったランウェイワルツや、先にも触れた昨年の勝ち馬ヴェンジェンスである。前者は、6走前にオープン特別を勝って以降、地方交流GIIで2着、地方交流GIで5着、GIIIレパードS(新潟・ダート1800)で3着、そしてオープン特別で連続2着という結果を残していた。