ダービーの重圧ハンパなし。優勝経験あるジョッキー騎乗の馬が有利だ (3ページ目)
乗り替わりと言えば、前哨戦のGII青葉賞(4月27日/東京・芝2400m)を制したリオンリオン。今回、騎乗予定だった横山典騎手の代役は、ご子息の横山武史騎手が務めることになりましたね。
デビュー3年目の20歳。まだ減量ジョッキー(見習騎手)ゆえ、大抜擢ではあるのですが、ここのところの活躍は目覚しく、先週までのリーディング争いでは関東で6位という成績を残しています。ローカル競馬が主体とはいえ、小倉に続き、先日の新潟でもリーディングを獲得と、今一番伸び盛りのジョッキーと言えるでしょう。その勢いには注目しています。
ところで、今年の日本ダービーの「ヒモ穴馬」ですが、昨年悲願のダービージョッキーの仲間入りを果たした福永騎手が手綱を取る、ランフォザローゼスを取り上げたいと思います。
ダービーで上位争いが期待されるランフォザローゼス やはり、まずダービージョッキーが騎乗、というのは大きなアドバンテージ。そして、大舞台でも十分に戦えそうな馬でもあります。
GIII京成杯(1月14日/中山・芝2000m)2着のあと、皐月賞には目もくれずに青葉賞(2着)に直行したのは、いかにもダービーを意識してのこと。中山コースで2回続けて惜敗を喫したため、おそらく陣営としては、皐月賞にこだわるよりもダービー一本に目標を絞ったほうがいい、という結論に達したのでしょう。
ここまで無理をしていない分、青葉賞からの上積みもあるでしょうし、馬券圏内(3着以内)に飛び込んでくる可能性は大いにあると思います。
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