絶対女王アーモンドアイ。牝馬三冠達成へ、2つの不安要素が明るみに (4ページ目)
ということは、木村記者の目から見て、トレセンで調整を重ねるアーモンドアイは"まだ余裕残り"ということなのだろうか。
「いえ、動きはシャープで、休み明けの重苦しさもありません。体自体は見た感じ、しっかりできているという印象です。もともといい動きをする馬でしたが、やっぱりモノが違うな、と改めて思うほどです。
結局、体調に不安はなんらないんですよ。それを踏まえての『限りなく"ある"に近い』です。懸念材料を挙げたのは、あくまでも取りこぼす可能性がゼロではないから。ただそれだけです。アーモンドアイにはいい競馬を見せてほしいです」
三冠という高いステージに上るには、一つひとつの"ハードル"を越えていかなければいけない。しかしアーモンドアイにとって、その"ハードル"は決して高いものではないかもしれない。これまでのふたつはもちろんのこと、最後の"ハードル"もかなり低くなっているような気がする。
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