2018.03.28

ドバイの4競走で「万馬券の油田」を
掘り当てる日本調教馬はどれだ?

  • 土屋真光●文・写真 text & photo by Tsuchiya Masamitsu

 砂漠を舞台にしたカーニバルで、今年も国際競馬の幕が開く。

 サラブレッドの国際GI競走5つを含む9つの国際競走開催ドバイワールドカップ(以下、ドバイWC)カーニバルが、現地時間3月31日(土)、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにあるメイダン競馬場で行なわれる。

 5つのGIのうち、今回日本で馬券が発売されるのは、日本調教馬の出走するGIドバイゴールデンシャヒーン(ダート1200m)、GIドバイターフ(芝1800m)、GIドバイシーマクラシック(芝2410m)、そしてメインのGIドバイWC(ダート2000m)の4競走。このほかに馬券発売のないGII UAEダービー(ダート1900m)、GIIゴドルフィンマイル(ダート1600m)を含めると、過去最多の合計14頭が日本から参戦する。

昨年、ドバイターフを制したヴィブロス。連覇なるか? かなり冷涼だった昨年のドバイワールドカップウィークと打って変わって、今年は砂漠気候ならではの強い日差しが照りつけている。ただ、日本調教馬の大半が調教を行なう夜明け前の5時前後は長袖のシャツだけでは肌寒いほど。そういった意味では、日本調教馬にとっては昨年よりもいい環境で調整が行なわれていると言って差し支えないだろう。

 また例年、これだけの頭数がいれば、コースに入っての調教ができないなど、明らかな不安要素を示す馬が1頭くらいはいるものだが、今年は14頭各馬がきっちりとコースでの調教をこなしている。このまま全馬が順調にレース当日を迎えることを祈りたい。

 月曜日の最終登録で1頭追加されて10頭が出走することとなったゴールデンシャヒーンには、1000万条件(1月21日/中山・ダート1200m)、1600万条件(2月17日/京都・ダート1200m)と連勝中のマテラスカイ(牡4歳)が出走する。3歳の3月に2勝目を挙げた以降は、なかなか1000万条件を抜け出せずにいたが、スピードを活かして先行するようになった今年1月のレースで2着になった後、鞍上を武豊騎手にスイッチして連勝となった。重賞は2歳時にGII京王杯2歳S(東京・芝1400m)に出走して以来で、ダートの重賞には初出走となる。