アエロリットは、秋華賞の「SS系優位」ジンクスを打ち破れる名牝か
NHKマイルカップで牡馬勢も一蹴したアエロリット 今週末の10月15日、京都競馬場で行なわれるGI秋華賞(芝2000m)は、春のGI桜花賞、GIオークスから続く3歳牝馬三冠レースの最終戦。今年で22回目を迎える。
オークス馬ソウルスターリングは天皇賞・秋戦線に向かうため不在だが、桜花賞馬レーヌミノル(牝3歳/本田優厩舎)、GI NHKマイルC勝ち馬アエロリット(牝3歳/菊沢隆徳厩舎)と、2頭のGI勝ち馬が出走してくる。今回は本命視されているアエロリットにスポットを当ててみよう。
同馬は2歳6月(東京・芝1400m)の新馬戦を快勝し、年明けのGIIIフェアリーS(1月8日/中山・芝1600m)、GIIIクイーンC(2月11日/東京・芝1600m)で続けて2着。6番人気で出走した桜花賞(4月9日/阪神・芝1600m)では5着に敗れている。その後、2番人気で出走したNHKマイルC(5月7日/東京・1600m)で重賞初制覇。前走は古馬との初対戦となるGIIIクイーンS(7月30日/札幌・芝1800m)に出走し、逃げ切りで2着に2馬身半差をつける快勝を見せている。今回はそれ以来、約2カ月半ぶりの出走となる。
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