京成杯AHに「人気薄が激走パターン」あり。今年はこの3頭で大勝負 (5ページ目)

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  • 三浦晃一●撮影 photo by Miura Koichi

 そうした例から、今回も負担重量の軽い3歳馬や牝馬に食指が動く。出走予定馬を見渡して目に止まったのは、オールザゴー(牡3歳)だ。

 古馬との初対戦となった前走のGIII関屋記念(8月13日/新潟・芝1600m)では13着(10番人気)と惨敗を喫した。その結果から、今回も人気は上がりそうにないが、前走は3カ月の休み明け。一度叩いた今回は、かなりの上積みが期待できる。

 そもそも休養前は、GINHKマイルカップ(5月7日/東京・芝1600m)で5着と好走した馬。春先にはオープン特別のマーガレットS(4月2日/阪神・芝1400m)を快勝しており、実力はある。53kgという軽量を生かしての大駆けがあっても不思議ではない。

 秋の訪れを告げる難解なハンデ戦だが、見事的中させれば、その配当はデカいはず。今後のGIシリーズへつなげるためにも、ここで弾みをつけたい。

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