2015.10.11

M・デムーロ騎手が来春のクラシックを夢見る「5頭の2歳馬」

  • 新山藍朗●構成 text&photo by Niiyama Airo

ミルコ・デムーロ騎手インタビュー(後編)

今年からJRAのジョッキーとなって、大いに活躍しているミルコ・デムーロ騎手(36歳)。今回は、弟のクリスチャン・デムーロ騎手(23歳/イタリア)との関係や、日本の騎手について、さらには有力馬が多数そろう2歳馬についての話を聞いた――。

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多くの有力馬に騎乗予定のこの秋、春以上の活躍が見込まれるM・デムーロ騎手。――10月10日から関東では東京で、関西では京都で競馬が開催されます。例年、この時期になると、短期免許を取得して何人かの外国人騎手がやって来ます。弟のクリスチャン・デムーロ騎手は今年、イタリアダービーを勝つなど大活躍をされていますが、この秋の来日予定はあるのでしょうか。

「『(日本に)来たい』とは言っていたけど、まだわからないね」

――今やイタリアを代表するトップジョッキーとなったC・デムーロ騎手。兄弟の仲はどうなのでしょう。

「めっちゃ、仲がいいよ(笑)。年が13歳も離れているからかな。それは、ユタカさん(武豊騎手/46歳)とコーシロー(武幸四郎騎手/36歳)と同じね」

――騎手として比較されることも多いと思いますが。

「昔、ボクがイタリアでよく勝っていた頃は、クリスチャンがいくら勝っても『あいつはミルコの弟だから、いい馬に乗せてもらえる』って、周りに言われてかわいそうだった。クリスチャンは、もともと上手いんだよ。だから今、イタリアでいっぱい勝っているのは、当然のこと。その活躍を誇らしく思うよ。ボクがたまにイタリアに行ったりすると、今ではみんな『弟のほうが上手い』って言うからね。それはちょっと、複雑だけどね......(笑)。でも、クリスチャンがもし日本に来たらうれしいし、一緒に競馬ができたら、もっとうれしいよ」