2014.12.08

【競馬】陣営がクラシックを意識するバウンスシャッセの弟

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

厳選!2歳馬情報局
第22回:メリーモナーク

 3歳牝馬の頂点を決めるGIオークス(東京・芝2400m)。「オンナ版ダービー」という位置づけのこのレースにおいて、今年、僅差の3着に入ったのはバウンスシャッセ(牝3歳/父ゼンノロブロイ)だった。そのバウンスシャッセの弟にあたる期待馬が、デビューへ向けて調整を重ねている。栗東トレーニングセンター(滋賀県)の橋田満厩舎に所属する、メリーモナーク(牡2歳/父キングカメハメハ)である。

栗東・橋田厩舎の期待馬、メリーモナーク。 ひとつ上の姉バウンスシャッセは、今年3月のGIIIフラワーカップ(中山・芝1800m)を勝利。その後は、牡馬中心のGI皐月賞(中山・芝2000m)に挑むという大胆なチャレンジを敢行した(結果は11着)。そして前述のとおり、オークスでは勝ち馬ヌーヴォレコルト(牝3歳)、2着ハープスター(牝3歳)に迫る3着と健闘して見せたのだ。

 また、バウンスシャッセのほかにも、メリーモナークの兄姉はまずまずの活躍を見せている。ふたつ上の姉フロアクラフト(牝4歳/父フジキセキ)は、2013年のオークスで5着と好走。3つ上の兄ホーカーテンペスト(牡5歳/ホークウィング)も、条件クラスで素質を感じさせる走りを見せ、何度か重賞レースに挑戦した。

 メリーモナークは、そんな兄姉同様、いや、兄姉を超える活躍が見込まれている。実際、関西競馬専門紙のトラックマンによると、同馬は「間違いなく、厩舎期待の一頭」だという。