2012.11.24

【競馬】ジャパンカップでオルフェーヴルを脅かすのは、この馬だ!

古馬との初対決となった天皇賞・秋で2着と好走したフェノーメノ。元ダービージョッキー
大西直宏が読む「3連単のヒモ穴」

 秋の"古馬三冠(天皇賞・秋、ジャパンカップ、有馬記念)"第2弾となるジャパンカップ(東京・芝2400m)が、11月25日に行なわれます。

 ジャパンカップで思い出すのは、第1回開催の1981年のレース。実は、デビュー2年目の僕も、師匠(中尾銑治調教師)が管理するゴールドスペンサーに騎乗して出場しているのです。当時はまだ、減量の恩恵がある見習い騎手だったのですが、師匠がチャンスを与えてくれました(免許取得3年未満で通算勝利数100回以下の騎手は「見習騎手」と呼ばれ、平場のレースなどでは重量の減量制度がある。また、現在の規定では通算勝利数が31勝に満たない騎手はGIに騎乗できない)。結果は5着でした。それでも、日本馬で最先着することができ、結果は元より、思い出深いレースのひとつです。

 さて、今年の出走メンバーですが、日本馬は「現役最強メンバー」と言えるのではないでしょうか。

 クラシック三冠を含めて計五冠を果たしている国内最強馬オルフェーヴル(牡4歳)を筆頭に、先日の天皇賞・秋を制したエイシンフラッシュ(牡5歳)、今年の春の天皇賞馬ビートブラック(牡5歳)に、昨年の天皇賞・秋の覇者トーセンジョーダン(牡6歳)、一昨年のジャパンカップ優勝馬ローズキングダム(牡5歳)、そして今春香港で待望のGI制覇を成し遂げたルーラーシップ(牡5歳)に、未冠とはいえ実力はGI級のダークシャドウ(牡5歳)が出走。さらに活きのいい3歳馬からも、ダービー2着馬で先日の天皇賞・秋でも2着したフェノーメノ(牡3歳)と、今年の牝馬三冠馬ジェンティルドンナ(牝3歳)が参戦し、まさに豪華な顔触れがそろいました。

 一方、海外からの招待馬は、オリビエ・ペリエ鞍上の凱旋門賞馬ソレミア(フランス/牝4歳)が出走するものの、厳しい臨戦過程でジャパンカップに臨む馬が多く、決して「強力メンバーがそろった」とは言えません。そうなると、今年のレースは"国内最強馬決定戦"という意味合いが強いように思われます。