【木村和久連載】ゴルフのコストカット。そこには涙ぐましい姿がある (5ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 現実的には、ひとり予約ゴルフとか、友の会や平日メンバーとか、安いところに入会して、ふらっと行くのはありかな、と。何としてもメンバーに戻りたい、という考えはなく、これこそ神のみぞ知る。流れに身を任せるだけですね。


「ゴルフができる環境にある」ということは、本当に幸せなことだと思います。illustration by Hattori Motonobu「ゴルフができる環境にある」ということは、本当に幸せなことだと思います。illustration by Hattori Motonobu
(8)ゴルフができる生活
 春先の、新型コロナウイルス感染拡大の第一波が来た時、ゴルフを3カ月ほど自粛していました。でも、禁断症状が出るようなことはありませんでした。

 今や「ゴルフをしたい」というよりは、「ゴルフができることに感謝」の日々です。

 ゴルフをする小遣いがある。一緒にラウンドする仲間がいる。そして、ゴルフができる健康な体である、ということが、我が人生において極めて重要なことです。

 そして今は、後ろ指を差されないで、堂々とゴルフに行ける環境、その大切さを痛感しています。

 そんなわけで、私はこれからも、淡々とゴルフを続けていきたいと思っています。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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