2020.03.12

【木村和久連載】国際試合を開催し、
日本ゴルフ界の活性化を図ろう!

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第246回

 江戸時代の頃から、日本は”黒船”が来ると、いろんな面で盛り上がりますなぁ~。

 つまり、異国のものすごいテクノロジーとか、スーパーマンみたいな超人がやって来ると、日本は大騒ぎ。その結果、プラスに働くことが多いような気がします。

 ゴルフもしかり、です。

 1957年のカナダカップ以来、国際的なトーナメントが繰り広げられると、そのつど、ゴルフブームが巻き起こりました。

 昨年のPGAツアー、ZOZO CHAMPIONSHIPがいい例です。

 調子が今ひとつだった松山英樹選手も奮起。優勝争いを演じて、地元日本のギャラリーを大いに沸かせました。

 そして、極めつけが、タイガー・ウッズ。日本中のファンを魅了し、PGAツアー歴代1位に並ぶ通算82勝を達成。世界的なニュースとなりました。

 そんなわけで、日本がより注目され、日本国内が盛り上がるような国際試合を、もっと増やせないものでしょうか。そして実際、国際試合が増えるとどうなるのか。過去の体験や見聞きしたことを踏まえて、考えてみたいと思います。

(1)外国人と日本人の差を痛感
 個人的に、生まれて初めて国際的なトーナメントを見に行ったのは、1994年のアメリカン・エキスプレスグランドスラムのプロアマでした。成田のオーク・ヒルズカントリークラブで行なわれたシニアのPGAツアーで、当時はアーノルド・パーマーやリー・トレビノらも参加していましたね。

 シニアとはいえ、パーマーの打球は、オーク・ヒルズCCの練習場の一番高いネットをバンバン直撃していて、推定300ヤードは飛んでいたかなぁ~。マジで、黒船に乗ってペリーがやって来た!? くらいの衝撃を受けました。