【木村和久連載】スコアなんて関係なし。ラウンドバトルを制する方法 (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

(4)19番ホールを企画する
 こう書くと、なんかとってもセクシャルなことを連想しがちですが、ラウンドの帰りに健康ランドに寄るとか、焼肉を食べにいくとか、居酒屋にいくとかで構いません。とにかくラウンド中、昼食後あたりに「今日さ、終わったら一杯飲まない? おごるから付き合ってよ」なんて言ってごらんなさい。一緒に回っている友人は、俄然態度が豹変しますよ。

 それまでは、「オレのほうがうまいぞ」みたいな振る舞いだったのが、率先してボールを探してくれたり、「じゃあ、悪いから、新しいボールをやるよ。使ってみて」なんて、あのケチ野郎がニューボールをくれるのかよぉ~......といった具合になるわけです。

 そうなれば、こっちはすこぶる気分よくプレーができるってもんです。

ゴルフの腕前以外で優越感に浸ってラウンドしたい方はいろいろと試してみてはいかがでしょうか?ゴルフの腕前以外で優越感に浸ってラウンドしたい方はいろいろと試してみてはいかがでしょうか? ゴルフは昔から"接待の温床"と言われてきました。我々のプチ接待といった戦略も、なかなかどうして。相手はコロッと手のひらを返して、優しくなり、忠実な僕(しもべ)に様変わり。

 世の中はこうやって動いているんだって、よ~くわかりました......って、大げさですかね!?

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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