「流れがよかった」松山英樹が3位。次戦、因縁舞台で完全復調なるか (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko

(2日目も難しいサウスコースで6アンダー。感触は?)よかったです。思った以上のプレーですね。何がよかったか? 何なんですかねぇ~、ショットもパットも特別によかったわけではないですけど、流れよくプレーできた、ということじゃないですか。まあ、ドライバーが初日に比べたらだいぶ安定していたので、そこら辺で楽にプレーできたのかなと思う。

 ここまで、ボギーが1つだけで収まったっていうことで、ゲーム自体がすごく安定している2日間だった。ただ、明日から久々の優勝争い。まだ3日目ですけど、緊張すると思うし、自分がどういうふうになっていくかわからないので、うまく対応できるようなものがあればいいなと思う。

(やっと優勝争いという感じ?)『やっと』という気持ちもすごくありますけど、『今の状態でも優勝争いなんだ』と、そこはちょっと不思議な感じがします。まあ、うまく流れよくプレーできれば、あまり(調子が)よくなくても、こうやって上位で回れるんだなって感じですね」

 迎えた3日目、2番、3番と連続バーディーを奪って、一時はトップのジャスティン・ローズ(イングランド)に肉薄したが、5番でボギーを叩くと、ローズがイーグルを奪った9番でも松山はボギーを叩いて失速。結局3バーディー、4ボギーの「73」と崩れて、首位と7打差の通算11アンダー、6位タイに後退した。

「最初のほうはいいプレーができていたけど、途中からティーショットが乱れて......。後半はフェアウェーに1回しかいかなかった。そういうところで、苦しい展開になってしまったのが残念だなって感じですね。

(久々の優勝争いでも)意外と落ち着いてやれていたけど、(調子が)悪くなっていくにつれて、どんどんどんどんプレーが早くなってしまって。久しぶりの優勝争いなので仕方がないんですけど、もうちょっといいプレーをしたかったな、というのはあります。

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