【木村和久連載】夢よ、覚めないで...。
若い美人キャディーさんと妄想 (2ページ目)
さて、具体的なキャディープレーですが、若いコだとボールを拭いてもらうだけでもうれしいかな。拭き方が丁寧で優しくて、ドキドキしました......って、どこの"タマ"のことを語っているのでしょうか。妄想が激しくなるのが、キャディープレーです。
また、例えばグリーン上で最初にパットを終えた人は、ピン(旗竿)を持ちますよね。無論、キャディープレーでは、最初にキャディーさんが持っています。そして、真っ先にパターを打ち終えた人が、キャディーさんからピンを受け取ります。
その際、どのキャディーさんも「ありがとうございます」と言うのですが、その言い方が可愛くて、しかも自分にだけ語っているような気がしてドキドキしてしまいます。だから、懸命にパターを早く終え、"一番旗竿"の栄誉を得るのに必死になります。結果、スコアはよくなかったりするんですけどね......。
あと、グリーン上でのライン読みも、妙に楽しいことがあります。スライスラインとわかっているのに、若いキャディーさんだと、あえて聞いたりします。
「カップ1個、スライスかな?」と聞くや、「距離を合わせるなら、カップ半分でぇ~」なんて返してくるから、こっちは「そだね~」......って、ウン? どこかのオリンピック競技で聞いたことのあるフレーズが飛び出しましたよ。
そうなんですよ、若いキャディーさんとのグリーン上でのやりとりは、さながらカーリングのような雰囲気です。パターのライン読みは、しゃがみ込んで相談しますしね。
これが、オバちゃんキャディーだと、マンションのゴミ置き場で遭遇した管理人さんとの会話みたいなもんです。厳しそうな管理人さんが「分別ゴミは火曜日だから、守ってください」的な感じでくるから、こっちも「そだね~」というより、「そうですね~」みたいな。なかなかこれもエキサイティングですが、"萌え~"にはなりませんよ。
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