2018.03.15

【木村和久連載】「ゴルフのどこが好き?」
と聞かれてどう答えますか

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第146回

 唐突に「ゴルフのどこが好き?」と聞かれて、返答に窮したことはないですか?

 アマチュアゴルファーの模範回答をざっくりと言ってみましょう。

「ドライバーをかっ飛ばし、ナイスショットしたときの爽快感」、あるいは「10mぐらいのバーディーパットを沈めたときの身震い」、はたまた「ニアピンをビシーッと決めたときの高揚感」などなど、ざっとこんな感じですか。

 けど、そのあとのネタがなかなか続きません。逆に、嫌いなところ、苦手なところを挙げろ、と言われると即座にたくさん出てきます。

「料金が高い」「1日潰れる」「ニギリを強要される」「叩いてばかりで、なかなかうまくならない」「オヤジの遊びで、若者はやらない」「美人ゴルファーが少ない」「わがままな人が多い」「先輩がルールにうるさい。パワハラじゃん」「ファッションがダサい」「土地の無駄遣い」など、手厳しい意見が目白押しで、ネタが尽きません。

 結局、ゴルフというのは「労多くして、功少なし」です。時間とお金をかけるわりには、絶頂感が少ないスポーツで、ゆとり世代以降の若者が苦手とするところですね。

 それでも、ゴルフはいまだ数百万人が熱中している”遊び”です。これは、もっと別なところに魅力があるのかもしれません。そこを深く追求してみましょう。

 先日も冬の枯れ芝状態のなか、ひいひい言いながらゴルフをやりました。けど、上がってみると「89」のスコアを出して、そこそこの充実感を味わえました。

 その日のゴルフはダボ多めで、残り3ホールを残して17オーバーと厳しい戦いでした。80台を出すには、残り3ホールのすべてでパーを取らなければなりません。さすがにそれは無理だろう……と思いましたね。