【木村和久連載】アマチュアこそ、試してほしい「短尺ドライバー」 (2ページ目)
というわけで、この短尺ドライバーを、アマチュアの我々もうまく利用できないものかと思ったわけですが、そんなことを考えていたら、とあるゴルフ雑誌の企画で、短尺の42インチドライバーを試打する機会を得て、さっそく読者を代表して打って参りました。
実際に打ったのは、そのゴルフ雑誌と懇意のメーカーが作った特注品でした。現状では市販品がほとんどなくて、特別にこしらえるしかないそうです。
で、試打した結果ですが、自分のドライバーの平均飛距離が220ヤード弱とすると、約10ヤードぐらい飛距離は落ちましたか。でも、球筋はよくて、安定感はバッチリ。打つほどに「これは、使えるぞ!」という感覚になっていきましたね。
じゃあ、どういう場面でこれを使うか?
ずばり、スプーンの代わりがいいでしょう。私の場合、もともとスプーンはティーショットでしか使いません。フェアウェーの狭いコースや、トリッキーなホールで「慎重に打たなければいけないな」という場面で、ドライバーではなく、スプーンを登場させます。
その際、ちゃんと打てたときにはいい球が出て、とても心強い武器になりますが、唯一難点があります。ときどき、ボールの頭を打って、チョロしたりするのです。スプーンの場合、「これが、たまにあるからなぁ~」と思った矢先の、短尺ドライバーです。
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