2017.03.05

リッキー・ファウラーも参戦。
白熱する米ツアー「ヤングガン」バトル

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

WEEKLY TOUR REPORT
米ツアー・トピックス

 リッキー・ファウラー(28歳/アメリカ)が、ホンダ・クラシック(2月23日~26日/フロリダ州)で1年5カ月ぶりに優勝。ツアー4勝目を挙げた。

 その勝利を最も喜んだのは、遠く離れたカリフォルニア州から見守った”グランパ(祖父)”だったに違いない──。

ホンダ・クラシックを制して、ツアー4勝目を飾ったリッキー・ファウラー 日系アメリカ人の祖父を持ち、ネイティブアメリカンの血も引いているファウラーは、ツアー屈指の人気を誇る。他の選手たちとは一線を画すスタイリッシュな装いで、子どもたちからも大人気。SNSのフォロワーは100万人を超えている。

 そのため、人気先行で「最も過大評価を受けている選手」と揶揄されることもあったが、一昨季の2014-2015年シーズン、”第5のメジャー”と言われるプレーヤーズ選手権を制覇。さらに同シーズンプレーオフの、ドイツ銀行選手権でも勝利を挙げてその実力を示すと、ジェイソン・デイ(29歳/オーストラリア)、ロリー・マキロイ(27歳/北アイルランド)、ジョーダン・スピース(23歳/アメリカ)と並んで「ビッグ4」と評される存在となった。

 だが、昨季(2015-2016年シーズン)PGAツアーでは未勝利に終わった。とりわけ痛かったのは、2月のウェイストマネジメント・フェニックスオープンだろう。松山英樹(25歳)との4ホールに及ぶプレーオフに敗れて、あと一歩で勝利を逃してしまった。