【木村和久連載】心躍るニューギア。その「筆下ろし」で注意すること (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 ユーティリティーやウェッジ類は、要所、要所で新製品を使えば問題ないのですが、使用でためらうのが、ドライバーです。朝イチから、ニュードライバーをかっ飛ばしますか? 

 そういう豪快な考えもいいですが、私だったら、最初のうちは従来の慣れたドライバーで打ちます。2、3ホール、プレーして、ここはフェアウェーが広いと感じた場所に遭遇したら、そこでニュークラブをデビューさせます。

 まあ、人それぞれ考えがありますから、お好きなように。ただドライバーに限って言えば、以前のドライバーも必ず持っていったほうがいいです。練習で感じがよかったとしても、実戦でニュークラブが当たらないことはよくあります。そのとき、代えのクラブがないと、1日がつまらなくなりますから。

 そうそう、新しいゴルフグッズで、必ず代えを持っていくべきものがもうひとつあります。それは、クラブ類ではありません。ゴルフシューズです。

 実は新しいシューズのお試しラウンド、これがけっこう難儀なのです。

 ゴルフシューズって、足もとをぐらつかせないようにするから、わりとタイトに締めて履くでしょう。だから、実際のラウンドで履くと、きつすぎてマメができたり、靴ズレが起きたりして、ラウンド不能になることがあります。そんなとき、予備のシューズを入れておくと、なんぼ楽か。

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