【木村和久連載】アマチュアは
ゴルフ場の情報を入れずにプレーせよ (2ページ目)
というわけで、わりとテニクカル&メンタルなスポーツのゴルフも、テンションを無理に上げる必要はないのではないでしょうか。むしろ逆で、いかに平常心を保つかが大事だと思います。
ですから、ゴルフ場へ向かう途中、車内はいつもどおりのBGMでいいんです。誰か同乗者がいたら、その連中と恋バナで盛り上がってもいいし、夜の武勇伝などを語り合うのもいいでしょう。そうやって、気分をリラックスさせることが重要なのかな、と。
間違っても、「今日のゴルフ場は、ロバート・トレント・ジョーンズJr設計。全長7000ヤード超えで、池が多い戦略的なコースだぞ~。さあ、どうやって攻めるか!」とか、意気込んで話し合うようなことはしないほうがいいです。ただでさえ叩くのですから、ますますプレッシャーがかかって、プレーに影響しますから。
そうそう、ゴルフは気持ちをリラックスさせたら、次に大事なのは情報をあまり入れないことだと思います。
「えぇ!? コースのレイアウトとか、風向きなども調べなくていいの?」
そう疑問に思う方もいるでしょうが、そういうのはホント、ほどほどで結構です。実は、スコア100前後のアマチュアゴルファーは、情報の詰めすぎにより、ものすごいプレッシャーを受け、自滅してしまうことが多いのです。
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