デービス・ラブIIIが殿堂入りも、タイガー・ウッズの選出は遠のく
デービス・ラブIII(52歳/アメリカ)にとって、今年は実に素晴らしい1年になったに違いない。
この秋に行なわれた米国選抜vs欧州選抜のチーム対抗戦、ライダーカップ(9月30日~10月2日/ミネソタ州)で米国選抜の主将を務め、チームを8年ぶりの勝利に導くと、その後、2017年の『世界ゴルフ殿堂』入りすることが決まったのだ。
世界ゴルフ殿堂入りが決まったデービス・ラブIII(右)
早速、ラブIIIの殿堂入りの発表に大喜びしたのは、ライダーカップをともに戦った米国選抜のメンバーたちだ。
「米国チームの誇りだ。ラブが世界に飛び立つ」
そうメンバー総意のコメントをチームとして発表。さらに、リッキー・ファウラー(27歳/アメリカ)は自らのSNSでこう綴った。
「ボクたちのキャプテンが殿堂入り! これからはSNSのハンドルネームに『LOVE 3rd HOF』と付け足そう」
ラブIII自身の喜びもひとしおだった。
「まさか、私が選出されるとは思わなかった。ティム・フィンチェムPGAコミッショナーから連絡をもらったときには言葉を失った。こんなに名誉なことはないけれど、今もまだ信じられない」と、興奮気味に語った。
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