【木村和久連載】意外と楽しいマッチプレー。その醍醐味とは?

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第60回

 ゴルフの試合は大概スコアを競うストロークプレーですが、たまにマッチプレーの試合もあります。アマチュアでも、これをやるとすごく盛り上がります。もし機会があったら、ぜひ試してみてください。

 マッチプレーは、テレビのゴルフ番組でよく見かけます。以前も紹介したことのある、BSジャパン(7ch)の『ゴルフ侍、見参!』(日曜、朝8時)という番組では、シニアプロとトップアマが9ホールのマッチプレーで勝負しています。たまにアマ優位となり、プロがしぶしぶ「オーケーです。参りました......」と言うときなんか、痛快ですね。だいたい、マッチプレーには大叩きがないのがいい......って、推奨するとこはそこですかぁ~。

 私も以前、鶴舞カントリー倶楽部(千葉県)の理事長杯に出場したとき、予選を通過して、マッチプレーをしたことがあります。その体験談をもとに、マッチプレーの魅力を語りたいと思います。

 鶴舞CCの理事長杯は、ストロークプレーによる予選があって、上位32人が決勝トーナメントに進出。そこからはマッチプレーで覇権が争われます。

 マッチプレーといっても、ハンデ戦ですから、たくさんハンデをもらえるほうが有利です。私が決勝トーナメントの初戦で対戦した方は、ハンデ3。こちらは確かハンデ16ぐらいだったので、13個のハンデをもらっての勝負となります。

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