【内藤雄士ゴルフレッスン】腰を横にスライドさせる感覚をつかんで

  • 出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato   中山雅文●撮影 photo by Nakayama Masafumi

白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第12回 
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

    ボールをつかまえる動きを覚える

内藤雄士コーチ:以下内藤 前回前々回のレッスンで、クラブが正しく動かせているかのチェック法をレッスンしてきました。そこで白石さんの場合、フォローサイドの動きがうまくできないことがわかりました。でも、白石さんにかぎらず、多くのアマチュアゴルファーができていない部分なので安心してください。ここの動きがマスターできれば、ボールを正確にヒットできるようになります。

白石あさえ:以下白石 そうなんですね。どうしても、内藤コーチのような形にならないんです。

内藤 まずは復習も含めて、直立した状態で体をターンさせる動きからやってみましょう。

 足を肩幅くらいに広げて、両手で持ったクラブを水平に保ちながら体を左右に回転させます。直立した状態では白石さんもきれいに体を回転させることができています。次に前傾させた状態で同じことをやります。

白石 前傾すると体がうまく回らない感じがします。

内藤 そうなんです。前傾した状態で体を回さなければならない点がゴルフの難しいところで、そこの動きのコツをつかめれば、直立しているのと同じように体を回転させることができます。
 
 では、効果的な練習法をお教えします。まず両足を広めに開いて、右足を少しだけ後ろに下げます。ゴルフ用語で言うクローズスタンスにします。そこから右手で右腰を後ろ側から押すように回転させてください。

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