【木村和久連載】ゴルフの腕前はダイエットと同じ。現状維持でOK

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第41回

 冬の寒い時期は、みなさん「ゴルフの腕前がなかなか上がらない」と、ぼやいておられるのではないでしょうか。今の時分、練習やラウンドをちょっとサボると"効果てきめん"で、すぐに「100」を叩いてしまいますから。ゴルフは、ほんと手がかかるスポーツというか、趣味ですね。

 私は1月、まったく練習しないで2ラウンドしましたが、そのスコアは「99」と「94」。ひどいものでしょう......。

 ところで、これを「叩いた」と言うべきか、「これぐらいで済んでよかった」と言うべきか?

 正解は、後者のほうですね。

 まず、ドライバーが当たる気がしません。朝イチのティーショットは一か八かの賭けのようなもの。パー4のホールなら、ティーグラウンドから2、3打でグリーン近くまで寄ってくれたらラッキーです。

 そこまで来たら、得意のアプローチとなりますが、芝が枯れてボールが上がらないので転がしとなりますね。それで今回、パットの自己最長距離を達成しました。距離にして、約50ヤード。しかもそのうち、40ヤード以上はフェアウェーでしたか。打ったボールはコロコロと転がって、なんとかグリーンのカラーまでいって、ボギーが取れました。こうやって、未熟な技術を補っての90台でした......。

 さて、練習してもさっぱり上達しないとお嘆きの諸兄、グチることはありません。一生懸命練習して、それがスコアに反映されるのは、だいたい3カ月後と言われています。

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