2015.12.24

【木村和久連載】アマならOK。オジさんを救う高反発ゴルフギア

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第35回

 最近、巷を賑わせている高反発のギアやボールですが、"ルール不適合"ということで、正式には使用できないようです。俗に「違反クラブ」と言われているシロモノですからね。

 じゃあ"違反"とは何でしょう?

 例えば、高校野球の金属バット使用はどうなんですか。プロ野球のルールから言えば"違反"ですが、高校球児は、技術的にも、体力的にもまだまだ未熟。木製バットではなかなか打てないし、ホームランなんて滅多に出ない。木製は折れるから費用もかかる。ならば、高反発の金属バットを使ってもいいんじゃない、となっています。

 これを、ゴルフに置き換えますと、我々アマチュアゴルファーは高校球児、あるいは草野球の参加者みたいな扱いです。それに対して、世界のゴルフ界の総本山『R&A(全英ゴルフ協会)』の正式なレギュレーションにのっとり、「ルール不適合クラブでプレーをしてはダメ」というのは、おかしな話でしょう。

 本来、アマチュアゴルファーは、金属バットに相当する高反発クラブや高反発ボールを使用してもいい、というのが筋だと思います。

アマチュアゴルファーなら、「飛ぶ」ギアを使用しても問題ないと思うのですが......。 我々アベレージアマチュアにとっては、"試合"と言っても、所詮は友だち同士のコンペですから。その際は、コンペの幹事さんにでも、「高反発クラブやボールを使うよ」と、断りを入れればいいのかもしれません。ただし、「このボール、違反なんだけど、飛ぶから使わしてもらうね」などと言って、ドラコンを獲った日には、みんなからの"高反発"を買うと思いますけど......。

 それはいいとして、高反発系のギアについて、具体的なお話をしていきましょう。まずは、ドライバーから。