【木村和久連載】アマチュアゴルファーの新定番「89ビジョン」とは (3ページ目)
人生一度は、自分の可能性を求めて、チャレンジして結構です。でも、そういうテンションは長続きしません。おそらく普通の人ならば、7~8年、長くて10年がいいとこです。あとは、マンネリになり、頭打ちとなります。
そんな、ややお疲れのアマチュアゴルファー、あるいは今からゴルフをばんばんやっていこうという人たちが目標とするべき数字が、『89』なのです。
人生のピークを過ぎると、今度はその80台すら、なかなか出せなくなります。「あぁ~、ときどきでいいから80台を出せると、妙にホッとする」――そうした心境に、いつかは誰でもたどり着くのです。
アマチュアにとってのゴルフとは何か?
それは「ヘボに始まって、ヘボに終わる」ということです。
途中、やや上手い時期もありますが、結局は元に戻ってしまいます。常に80台を出せ、とは言いませんが、常に80台を意識したゴルフをする、これだけでゴルフがシャープになり、気を張ってプレイできます。
充実したゴルフライフのためにも、ぜひ「89ビジョン」を目指してください。
木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。
『89ビジョン~とにかく80台で回るゴルフ』発売!
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