【女子ゴルフ】木戸愛「早く優勝して、父の涙を見てみたい」
U-23美人系(1)
木戸 愛インタビュー
今季開幕戦のダイキンオーキッドレディスで、実質ツアー参戦1年目の斉藤愛璃が優勝するなど、近年「平成生まれ」の次世代プレイヤーが次々に結果を出している。プロ3年目でシード権を獲得し、プロ4年目の今季はさらなる飛躍が期待されている木戸愛も、新時代を担う若きプレイヤーのひとりだ。
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父であり、プロレスラーである木戸修から高い身体能力を受け継いでおり、172cmの長身で、長い手足がすらりと伸びる均整のとれたスタイルは、女子プロの中でもひと際目を引く。そんな彼女の才能が昨年、開花し始めたのは、心・技のバランスが噛み合ってきたからだという。
「昨年良かったのは、3年目でツアーに慣れてきたのが大きかったですね。特に、スコアが安定してきた後半は、落ち着いて、冷静にゴルフができるようになりました。技術的には、年間を通してショットが安定していたのが大きかったです。その中で、シード権の獲得を最低目標にしていて、それをクリアできたのは良かったです。ただ、優勝に近づくことができなかったのは、悔しかったですね」
木戸が言うとおり、昨年トップ10に入ったのは、中京テレビ・ブリヂストンレディスの4位タイ、ゴルフ5レディスの10位タイと2回だけ。ほとんど優勝争いに絡めなかった。
「優勝は、優勝争いを何度も経験していく中でつかめるものだと思っているんですが、その優勝争い自体ができませんでした。それは技術的なものもありますけど、気持ちの焦りというか、空回りもあったと思います」
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