検索

【欧州サッカー】ローマの王子・トッティは中田英寿との交代に不快感を露わにした「ふざけるなよと思った」 (4ページ目)

  • 粕谷秀樹●取材・文 text by Hideki Kasuya

【ラニエリが復帰についてコメント】

 来シーズン、ローマはクラブ設立100周年を迎える。そのメモリアルイヤーにトッティがなんらかの形で、監督ではなくとも重職を担えば、ロマニスタは快哉を叫ぶに違いない。

 シニアディレクターを務めるクラウディオ・ラニエリが「彼はローマの一部だ。復帰を真剣に検討している」と語り、スポーツディレクターのフレデリック・マッサーラも、「フリードキン・グループ(ローマのオーナー)とトッティの関係は常に極めて良好だ」と、前向きに発言している。

 そして、当の本人も単なるお飾りではなく、自らの意見を現場に反映できるポジションを望み、数回にわたって上層部に接触したとの情報も飛び交いはじめている。

 トッティが監督として、あるいはゼネラルマネジャーとしてローマに復帰する日が確実に近づいてきた印象が非常に強い。かつてロマニスタを......いやいや、世界中のカルチョ愛好者に支持されたファンタジスタが、満を持して戻ってくる。

 2026-27シーズンは、楽しみがまたひとつ増えた。

著者プロフィール

  • 粕谷秀樹

    粕谷秀樹 (かすや・ひでき)

    1958年、東京・下北沢生まれ。出版社勤務を経て、2001年、フリーランスに転身。プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、海外サッカー情報番組のコメンテイターを務めるとともに、コラム、エッセイも執筆。著書に『プレミアリーグ観戦レシピ』(東邦出版)、責任編集では「サッカーのある街」(ベースボールマガジン社)など多数。

【図】FIFAワールドカップ2026出場国 フォーメーション&メンバー

4 / 4

キーワード

このページのトップに戻る