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【プレミアリーグ】ビッグクラブは監督交代へ踏みきる 日本人選手の活躍度は? 林陵平&下田恒幸がチェック (2ページ目)

  • 安洋一郎●文 text by Yoichiro Yasu

【マンチェスター・ユナイテッドも監督交代】

 続いてはマンチェスター・ユナイテッドです。

下田 このタイミングでのルベン・アモリム監督の解任には驚きました。

 正直なところ、監督を代えるのであればもっと前のタイミングがあったと思いました。

下田 ちょっとよくわからなかったです。まだチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内のトップ4の可能性もありますよね。

 現在は6位です(注:対談後の第21節終了後7位に)。

下田 解任は(アモリム前監督の)発言が原因なのでしょうか。彼は事を荒立てる発言を何度かしていて、例えば「マンチェスター・ユナイテッド史上最悪のチームである(2025年1月)」とか言わなくていいと思いました。僕はアモリムが自分で火種を作ったとニュースを見て感じています。

 フットボール自体にあまり変化が見られなかったのも問題だと思います。

下田 シーズンが進んでも基本的に同じで、あまり変わりませんでしたね。

 ずっと3-4-2-1に固定していましたが、スカッド的にはもう少し違うやり方があるのかなと思いました。何試合かは前線のタレントの個性を生かして、縦に速いフットボールをしていましたね。でも継続してはやらなかったので、アモリムが何をしたいのかが見えなかったです。

下田 同感です。

 僕はずっと4バックを試したほうがいいという話をしていて、2025年末のニューカッスル戦では実際にやりました。それで勝利したのですが、その後にまた3バックに戻して、結局結果が出ずに解任となりました。(ケガ人の影響で)最終ラインも人が揃わなかったですし、最後は19歳のエイデン・ヘブンが重宝されていましたね。

下田 ヘブンが最後数試合の希望でしたよね。

 期待されて獲得したベンヤミン・シェシュコも意外とハマっていないですよね。

下田 僕は(ブンデスリーガ出身の)シェシュコを擁護して見ていたのですが、この間の試合を見た時にちょっと怪しいなと思いました。前線の選手は動き直しを何度も入れることによって局面を変えるとかあるじゃないですか。それを丁寧にやると、もっと得点を決めることができるのかなと思います。

 彼が持つポテンシャルはとんでもないものがあると思うので、動き出しの質や回数、ボックス内のポジショニングなどが洗練されたらストライカーとして伸びていくと思います。

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