【FIFAワールドカップ】レアル・マドリードのブラヒム・ディアスが絶好調 アフリカ頂点を目指すモロッコ代表を牽引するエースに (2ページ目)
【隙のないモロッコ】
アフリカネーションズカップ準々決勝ではカメルーンを2-0で下した。ここまでの5試合では最もモロッコらしいプレーぶりだった。
開幕戦はコモロに2-0。第2戦はマリに1-1、第3戦はザンビアに3-0。
ラウンド16はタンザニアに1-0、内容的にはほぼワンサイドながらディアスの個人技からの1得点にとどまっている。ここまでの4試合は相手が守備を固める展開。本来、堅守速攻に強みのあるモロッコらしいプレーにならなかったのが原因だろう。
準々決勝のカメルーン戦では相手が前に出てきたので、4-1-4-1のミドルゾーンのブロックで迎撃し、すかさずカウンターを仕掛けるモロッコの特徴が発揮された。この型になった時は、W杯の優勝候補に加えられるくらいの機能性と強さがある。カメルーンにほとんど決定機を作らせない完勝だった。
モロッコの守備は隙がない。開幕戦で負傷したCBロマン・サイスが離脱、さらにMFの実力者アゼディン・ウナヒも負傷離脱、アンカーでチームの要のソフィアン・アムラバトもケガを抱えて、カメルーン戦でようやく交代出場。3人の主力を欠いていたが、守備の完成度は揺るぎなかった。攻撃のエースであるディアスを含め、全員の献身性と機能性が高い。
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