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三笘薫、完全復活がうかがえるプレーも披露 マンチェスター・シティ戦で貴重な同点弾

  • 杉山茂樹●文 text by Shigeki Sugiyama

 プレミアリーグ第21節。10位のブライトンは、アーセナルに次いで2位につけるマンチェスター・シティとアウェーの地で対戦した。三笘薫にとっては復帰後、5戦目にあたる試合である。前戦バーンリー戦に続く先発出場だった。

 試合は立ち上がりこそブライトンにチャンスは巡ってきたが、その後はマンチェスター・シティが一方的にボールを支配するワンサイドゲームとなった。0-0で推移している間は、マンチェスター・シティが攻めあぐんでいるように見えなくもなかったが、前半41分、アーリング・ハーランド(ノルウェー代表)のPKで先制すると、点差は時間の経過とともに開いていくものと思われた。

 三笘のプレーもサッパリだった。相手と1対1になってもファーストタッチが大きくなったり、相手に囲まれるとミスパスをしたり。ボールが足につかないというか、試合に入りきれていないというか、後半14分まで、存在感は極めて薄かった。何度となくドリブルで縦突破を狙ったマンチェスター・シティの左ウイング、ジェレミー・ドク(ベルギー代表)と比べると、著しい差に見えた。

 故障明けということもあり、三笘の出場時間は限られている。前戦が後半24分までの出場だったことを踏まえると、ベンチに下がる瞬間が迫っているかに見えた。

 まさしく青天の霹靂だった。突如、覚醒したかのような出来事だった。

マンチェスター・シティ戦で貴重な同点ゴールを決めた三笘薫(ブライトン) photo by REX/AFLOマンチェスター・シティ戦で貴重な同点ゴールを決めた三笘薫(ブライトン) photo by REX/AFLO 後半15分、右SBジャック・ヒンシェルウッド(U-21イングランド代表)のスローイン。

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著者プロフィール

  • 杉山茂樹

    杉山茂樹 (すぎやましげき)

    スポーツライター。静岡県出身。得意分野はサッカーでW杯取材は2022年カタール大会で11回連続。五輪も夏冬併せ9度取材。著書に『ドーハ以後』(文藝春秋)、『4-2-3-1』『バルサ対マンU』(光文社)、『3-4-3』(集英社)、『日本サッカー偏差値52』(じっぴコンパクト新書)、『「負け」に向き合う勇気』(星海社新書)、『監督図鑑』(廣済堂出版)、『36.4%のゴールはサイドから生まれる』(実業之日本社)など多数。

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