【プレミアリーグ】今季のマンチェスター・シティで光るニコ・オライリー 20歳とは思えない落ち着きとチームへのフィット感 (4ページ目)
【チームのセオリーとユニットの効果】
オライリーとドクの関係だけでなく、右サイドのラヤン・シェルキとベルナルド・シウバの関係性も面白い。
右ウイングのシェルキ、右インサイドハーフのベルナルドは頻繁にポジションを入れ替える。左のドクは典型的なウイングだが、右のシェルキはウイングというよりインサイドハーフで、プレーのアイデアや間の取り方でベルナルド・シウバと相性がいい。守備時のベルナルド・シウバのカバーエリアの広さがシェルキを助けているところもあり、左のドク&オライリーとは異なる関係性を築いている。
誰が出ても変わらないチームとしてのセオリーがある一方で、部分的には人と人の個性の組み合わせで相乗効果を出している。チーム戦術と個人戦術、あるいはユニットのバランスがいいのは今季のシティの特徴と言える。
著者プロフィール
西部謙司 (にしべ・けんじ)
1962年、東京生まれ。サッカー専門誌「ストライカー」の編集記者を経て2002年からフリーランスに。「戦術リストランテ」「Jリーグ新戦術レポート」などシリーズ化している著作のほか、「サッカー 止める蹴る解剖図鑑」(風間八宏著)などの構成も手掛ける。ジェフユナイテッド千葉を追った「犬の生活」、「Jリーグ戦術ラボ」のWEB連載を継続中。
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