堂安律、初CLの対戦相手は強豪揃い リバプール、バルサ...世界に名を知らしめる絶好機だ
2025-26シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)。ハンガリーのブタペストで行なわれる決勝戦は5月31日で、2026年ワールドカップ北中米大会はその12日後(6月11日)に開幕する。ワールドカップはCLの組替え戦と言われるが、ワールドカップは今季のCLの余韻を引きずりながら始まることになる。日本人選手のCLでの活躍度は、日本代表のワールドカップを占ううえで無視できない要素になる。
ところが、所属クラブがCLに出場する選手、つまり出場の可能性を秘めた日本人選手は今季、以下の9人のみだ。
南野拓実(モナコ)、守田英正(スポルティング)、遠藤航(リバプール)、伊藤洋輝(バイエルン)、高井幸大(トッテナム)、橋岡大樹(スラビアプラハ)、板倉滉(アヤックス)、堂安律(フランクフルト)、鈴木淳之介(コペンハーゲン)。
昨季の12人から3人、数を減らしている。右肩上がりの状況とは言いにくい。しかもこのなかには、ケガで開幕戦に間に合いそうもない選手も含まれる。チーム内の序列が不確かな選手もいる。大きな活躍が期待できそうな勢いのある選手は、現段階ではけっして多くない。
そのなかで、今季、いい滑り出しを切ったのは板倉と堂安だ。数字に残るアピール度の高い活躍が期待できる選手となると、アタッカーの堂安に絞られる。日本代表の頼みの綱といっても言い過ぎではない。
チャンピオンズリーグで強豪と対戦することになる堂安律(フランクフルト) photo by AFLOこの記事に関連する写真を見る 堂安が所属するフランクフルトは昨季のブンデスリーガで3位に入り、2022-23以来、3シーズンぶりに出場権を得た。前回はヨーロッパリーグ覇者の権利で得た出場だった。リーグ戦の3位は1992-93シーズン以来となる上位成績である。
著者プロフィール
杉山茂樹 (すぎやましげき)
スポーツライター。静岡県出身。得意分野はサッカーでW杯取材は2022年カタール大会で11回連続。五輪も夏冬併せ9度取材。著書に『ドーハ以後』(文藝春秋)、『4-2-3-1』『バルサ対マンU』(光文社)、『3-4-3』(集英社)、『日本サッカー偏差値52』(じっぴコンパクト新書)、『「負け」に向き合う勇気』(星海社新書)、『監督図鑑』(廣済堂出版)、『36.4%のゴールはサイドから生まれる』(実業之日本社)など多数。






















