【プレミアリーグ】アーセナル伝説の「無敗チーム」を上回る完成度 穴のない補強で22年ぶりの優勝に再接近
すこぶるいいメンバーが揃った。プレミアリーグとチャンピオンズリーグの二冠も可能なほど、粒揃いなタレントを擁している。
2025-26シーズンのアーセナルは準備万端だ。
ギェケレシュは名選手ティエリ・アンリの背番号14を背負う photo by AFLOこの記事に関連する写真を見る GKの一番手はスペイン人のダビド・ラヤ。加入後3年目を迎え、周囲との連係やキックの精度はミケル・アルテタ監督から高い信頼を得ている。ただ、ボーンマスからやってきたケパ・アリサバラガも、一時はチェルシーでレギュラーを務めた実力者だ。甲乙はつけがたく、ハイレベルな定位置争いが期待できる。
4バックは、右からユリエン・ティンバー、ウィリアン・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイス、マイルズ・ルイス=スケリーが基本となる。しかしベンチを見ると、ベン・ホワイト、クリスティアン・モスケラ、ヤクブ・キヴィオル、リッカルド・カラフィオーリが居並び、実に豪華な顔ぶれだ。
懸案だったアンカーには、レアル・ソシエダからマルティン・スビメンディを獲得した。この補強によって、マルティン・ウーデゴールとデクラン・ライスがいる中盤は世界屈指の陣容となった。さらにミケル・メリーノ、イーサン・ヌワネリ、ブレントフォードから移籍したクリスティアン・ノアゴールなど、バックアッパーと考えられる選手たちのポテンシャルも非常に高い。
そして前線は、右にブカヨ・サカ、中央はアーセナル移籍を熱望していたヴィクトル・ギェケレシュ(前スポルティングCP)が入り、左はおそらくエベレチ・エゼとなるだろう。彼が所属するクリスタル・パレスとの交渉は順調で、遅かれ早かれこの移籍は実現する公算が大きい。
前線はサブも豪華だ。ノニ・マドゥエケ、ガブリエウ・ジェズス、カイ・ハヴァーツ(中盤でも対応可能)、ガブリエウ・マルティネッリ、レアンドロ・トロサール(ローン移籍の噂も)などが、虎視眈々とチャンスをうかがっている。プレシーズンマッチで注目された「15歳の超新星」 マックス・ダウマンも、そのひとりに加わるのだろうか。
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著者プロフィール

粕谷秀樹 (かすや・ひでき)
1958年、東京・下北沢生まれ。出版社勤務を経て、2001年
、フリーランスに転身。プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、 海外サッカー情報番組のコメンテイターを務めるとともに、コラム 、エッセイも執筆。著書に『プレミアリーグ観戦レシピ』(東邦出 版)、責任編集では「サッカーのある街」(ベースボールマガジン 社)など多数。
















