斉藤光毅の代名詞「1対1の仕掛け」はオランダで進化 ケガ復帰後の課題は「高強度で90分間走りきる」 (2ページ目)

  • 了戒美子●取材・文 text by Ryokai Yoshiko

【1対1での仕掛け方は横浜FC時代と別物】

── 今季は3得点5アシストという数字以上に、チームの中心選手になりました。

「3点じゃ全然、満足できないです。結果が大事な世界なので、そこはこだわってやっていきたいです。自分はロンメルからステップアップという形で入ってきて、最初はお互いに知らない状態でしたけど、自分の強みを出し続けることでみんなが徐々に認めてくれて、結果がついてきたら一気に状況がよくなっていきました。

 そして1年目の冬のオフを越えた頃、自分の立場を少し作ることができたかなという感覚でしたが、そこまでに半年もかかっているので、その時間を減らしていかないといけないと思いました」

1対1の仕掛けはオランダで磨きがかかった photo by Watanabe Koji1対1の仕掛けはオランダで磨きがかかった photo by Watanabe Kojiこの記事に関連する写真を見る── とはいえ、スパルタ加入時はまだ20歳。

「でも、移籍って今後もそんなにたくさんするものではないと思うんです。もちろんこの先、何回か移籍のタイミングは来ますけど、試合に出られない期間は本当にもったいない。だから、どんなチームであっても自分の立場を早く築けるようにしていきたいと思います」

── わかってもらうまでの時間を短くする、ということですね。

「そうですね。一番わかりやすいところで言うと、1対1での仕掛けが自分のストロングポイントで、それが一番見てわかってもらえると思うので、そこを最初から全面に出していきたいです。

 裏への抜け出しやゴールに近づくプレーは、知ってもらわないとパスも出てこないと思うし、自分も動き出しづらい。そこは言葉も動きも使っていろんな要求の仕方があるので、また次に移籍した時はどういう感じになるだろうなって、楽しみな部分でもありますけどね」

── 1対1での仕掛けは、斉藤選手の代名詞的な武器ですからね。

「でもサイドでの1対1の仕掛けは、オランダに来てからです。日本にいた頃は真ん中から裏に抜けて、1対1があったら仕掛けるプレーヤーだったので。日本でサイドハーフをやっている時とはまったく別物になっていると思います」

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