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マンチェスター・C、パリSGからアーセナルや三笘薫奮闘のブライトン......。欧州サッカー後半戦、注目チームの最新フォーメーション (2ページ目)

  • 井川洋一●文 text by Igawa Yoichi

【アーセナル】

プレミアリーグ:1位
(20試合/16勝2分2敗/45得点17失点/勝点50)

ヨーロッパリーグ:グループA1位通過
(6試合/5勝1敗/8得点3失点/勝点15)
ラウンド16の相手は未定

この記事に関連する写真を見るFW:エンケティア(ジェズス) 
MF:マルティネッリ(トロサール)、ウーデゴール(スミス=ロウ)、サカ(ファビオ・ビエイラ) 
MF:ジャカ(ジョルジーニョ)、トーマス(エルネニー) 
DF:ジンチェンコ(ティアニー)、ガブリエウ(ホールディング)、サリバ、ホワイト(冨安) 
GK:ラムズデール(ターナー)

 在任4年目のミケル・アルテタ監督が志向するテクニカルなスタイルの練度が高まり、観衆を魅了しながら勝利を重ね、王者シティを抑えて首位を快走している。

 指揮官がアシスタントを務めていたシティ時代の教え子、オレクサンドル・ジンチェンコとガブリエウ・ジェズスが夏に加わり、戦術の浸透に寄与するとともに高い能力を発揮。夏にローンから戻ってきたウィリアム・サリバもすぐさま主力となり、堅陣を形成している。

 冬には前線と中盤の第一希望だったミハイロ・ムドリクとモイセス・カイセドを取り逃がしたものの、レアンドロ・トロサールとジョルジーニョは遜色のない即戦力だ。彼らなら、ベストメンバーを固定気味に戦っているチームを、もう一つ上のレベルに引き上げることもできるだろう。

 ふたつの国内カップ戦で敗退したのも、より大きな目標を狙うには好都合か。19年ぶりのリーグタイトルと、ヨーロッパリーグ優勝を視界に捉えている。

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