2020.12.04

カバーニがどこのクラブに移籍してもゴールを量産できる理由

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
左サイドでラッシュフォードが顔を上げた瞬間、カバーニはどう動いた?

 今季、マンチェスター・ユナイテッドに加入したエディンソン・カバーニが、いよいよストライカーとしての真価を発揮し始めた。

 プレミアリーグ第10節サウサンプトン戦、0-2で迎えた後半開始から投入されると、2ゴール1アシストとすべての得点に絡み、3-2の逆転勝利へと導いた。

 昨季終了後に、パリ・サンジェルマンを契約満了で退団したものの、次の所属先がなかなか決まらなかったカバーニ。10月に入りようやくマンチェスター・ユナイテッドと契約を結ぶと、第6節チェルシー戦から途中出場で徐々にチャンスを得てきた。

 第8節エバートン戦では、後半37分から投入され、アディショナルタイムにプレミアリーグ初ゴールを記録した。

 そしてリーグ5試合目の出場となったサウサンプトン戦。前半で0-2のビハインドと厳しい展開から流れを変えるために投入され、カバーニはその起用に見事に応えた。後半15分にブルーノ・フェルナンデスのゴールをアシストすると、29分にはダイビングヘッドで同点弾を叩き込んだ。

左サイドからクロスが入ってくる状況。ゴール前のカバーニは、どこのスペースへ動いただろうか左サイドからクロスが入ってくる状況。ゴール前のカバーニは、どこのスペースへ動いただろうか  さらに、後半アディショナルタイムだ。ユナイテッドは敵陣でFKを得た。そのFKを、ブルーノ・フェルナンデスは左サイドのマーカス・ラッシュフォードへパス。ラッシュフォードがコントロールしてルックアップしたその瞬間、ゴール前のカバーニはどう動いただろうか。