南野拓実、レギュラーへ足りない点。
リバプールでの最適位置を考えた (3ページ目)
リバプールは今年6月、補強ターゲットのドイツ代表FWティモ・ヴェルナー(ライプツィヒ→チェルシー)を取り逃した。英メディアによると、新型コロナウイルスの感染拡大で補強予算が減り、スポーツディレクターのマイケル・エドワーズが獲得を見合わせたという。
コロナ禍の影響で、来年1月に予定されていたアフリカ選手権が1年延期になった。エジプト代表のサラーとセネガル代表のマネが離脱しないのは、チームにとって朗報ではある。しかし、ブンデスリーガで28ゴールを叩き出しているヴェルナーを取り逃したのは、大きな誤算だったに違いない。
南野としては、この機会を生かしたい。ドイツ代表FWが加入していれば、ポジションの重なる南野の強力なライバルになっていたはず。日本代表MFは持てる力を発揮し、前線の不足感を微塵も感じさせないパフォーマンスを見せたいところだ。
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