バルサが補強活動に積極的。ネイマールは断念、有力候補が2名いる (3ページ目)
2023年6月末までインテルとの契約が残る、ラウタロの今季の公式戦成績は31試合16得点。身長174cmと小柄だが、ヘディングでのゴールや、守備でのハードワークに定評があり、インテルのアントニオ・コンテ監督の信頼が厚い。
バルサは、昨夏グリーズマンを獲得した時と同じように、ラウタロ本人にはすでに好条件(5年契約、年俸1200万ユーロ/約14億4400万円)を提示し、説得済みであるとのこと。また、少年時代アイドルと崇めていたメッシと電話で話したのも、バルサ移籍を決断する決め手のひとつになったようだ。
そのため、バルサに残された仕事はクラブ間合意のみ。1億1100万ユーロ(約133億2000万円)という高額な契約解除金の値を下げるため、現在、6000万ユーロ(約72億円)+2選手の譲渡という条件を出しているとのこと。しかしインテルは最低8000万ユーロ(約96億円)を求めているため、今後さらなる話し合いが必要になっている。
バルサはさらに中盤の補強を目指しており、クラブのコーチ陣が好むユベントスのMFミラレム・ピャニッチ本人と4年契約で合意済みと報じられている。ユベントスで今季、公式戦32試合に出場し3得点2アシスト を記録しているピャニッチについて、クラブは「すでにベテランの域に入っているものの、ゲームを動かす能力、絶妙なタッチ、高性能のFKを備え、メッシの要望に応えられる選手」と見ている。
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