選手の走行距離にも変化?
再開したブンデスは中断前と何が違ったか (4ページ目)
「私たちは細心の注意を払っている。ブルーノの言うことも理解できますが、他の監督たちをトラブルに巻き込むことにもなる。ガイドラインを無視することは、チームスポーツにおいては常に問題の種になるのですから」
一方、レヴィアダービーに勝利したドルトムントは、試合後、無人のゴール裏に向かって、セレブレーションの儀式を行なった。ダービーなどのビッグマッチに勝利したあとは、いつもなら選手同士が手を繋いでゴール裏のサポーターに向かって、喜びを表現する。今回は選手と選手が間隔を空けて無観客のゴール裏に向かい、左右を確認するとタイミングを合わせて数回、手を挙げた。そしてひっそりとベンチに引きあげる姿は、やはり寂しいものだった。
主要リーグのなかで最初に再開したブンデスリーガ。だが、2019-20シーズンをこのまま終えることができるのか。来季以降はスタジアムに観客を迎えることができるのか。まだまだ日常が戻ってきたとはとても言えない。
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