選手の走行距離にも変化?
再開したブンデスは中断前と何が違ったか (3ページ目)
最大5人まで選手交代できる(ただし交代は試合中3回とハーフタイムのみ可能)新ルールも適用された。今後の過密日程のなかで、監督たちは交代枠の有効活用に知恵をしぼることになるだろう。45分出場にフォーカスして調整するなどというケースも出てくるかもしれない。
また、選手は試合中、ボディタッチを最小限にするようにと求められていた。選手同士の握手やハイタッチ、ハグは避けるように言われており、それらの代わりに肘と肘を合わせることで喜びを表現した。
多くのチームが得点のたびに肘タッチで喜んでいるなか、ホッフェンハイムに3-0で勝利したヘルタ・ベルリンは、これまでどおり、得点のたびに選手が集まり、抱き合って喜んでいた。ブルーノ・ラバディア監督は開き直ってこう言う。
「エモーションはサッカーの一部だ。感情表現なしならプレーする必要などない」
サッカーが重要なスポーツで、娯楽のひとつでもあるドイツとはいえ、ブンデスリーガの再開に全国民が賛成しているわけではない。ルールの徹底が求められているなか、ヘルタ・ベルリンの選手の行動と指揮官の発言は世間の反感を買い、厳しい目も向けられている。ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督は露骨に嫌悪感を示した。
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