バルサが1週間で激変。新監督はこうして驚異の支配率を取り戻した (3ページ目)
セティエンは、バルベルデ時代からプレーモデルをガラリと入れ替えた。カウンター主体、フィジカル重視の流れを断った。すべてはボールありき。それはバルサの伝統と一致する。1週間足らずのトレーニングで成果が上がったのも、必然と言えるだろう。
「(グラナダ戦は)"私が望むバルサ"のたくさんの断片を見ることができた。チームを大きく変える必要などない」
セティエンはそう言う。
勝負は時の運。バルベルデ以上の成功を収められる保証はない。しかしバルサはバルサらしさを取り戻し、新たに船出した。
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