大丈夫か、ジダン。マドリディスタより
詳しい3人がレアル不振を憂う

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中山 アクラフも頑張ってはいますが、まだこれからの選手なのでさすがにカルバハルの代役は務められませんよね。結局、今季の開幕前の補強策として、現有戦力プラス将来有望な若手を新戦力として加えるにとどまったことも、凶と出ていますよね。テオ・エルナンデス、ダニ・セバージョス、ボルハ・マヨラル、マルコス・ジョレンテ、ヘスス・バジェホと、5人とも将来性を買われての新戦力ですから。

小澤 フロントの補強の失敗も、今季の不振の原因のひとつでしょうね。夏に獲得した5人が主力になり切れていないことで、レギュラー陣に刺激を与えることができていません。これはアトレティコ・マドリードにも言えることですが、昨季と比べてチームが弱体化している印象があります。

 昨季は普段控えの選手を中心に編成した「エキッポ(チーム)B」が強かったので、「エキッポA」と「エキッポB」でうまくローテーションを組むことができましたが、今季の「エキッポB」はそこまで強くない。そういう点で、ジダン監督も今季はやり繰りが難しくなっていると思います。

中山 昨季の「チームB」には、イスコやアセンシオに加えて、アルバロ・モラタ(チェルシー)、ハメス・ロドリゲス(バイエルン・ミュンヘン)など、錚々たるメンバーがいました。しかも、サッカー自体も「チームA」より魅力的でした。

倉敷 チャンピオンズリーグのトッテナム戦、ラ・リーガでのアトレティコ・マドリード戦、アスレティック・ビルバオ戦、ドローに終わった試合ではジダン監督は選手交代枠を使い切っていませんね。おそらくベンチに信頼している選手がいないからだと思います。

 知恵袋であるアシスタントコーチ、ダビド・ベットーニのアイデアも冴えていないのか? アントニオ・ピントゥスコーチも選手のコンディションを上げられていない、そしてジダン監督の采配。控え選手も含めてベンチには大きな原因があるでしょうね。スーパーな働きでチームを救ってくれる特別な選手も今季は現れていません。

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