流血しながら「ほぼ岡崎慎司のゴール」。それでも悔しさをにじませた (5ページ目)
試合後、取材エリアで彼を待ってみたが、治療のために本人から話を聞くことは叶わなかった。クラブ広報は「左目の上からほほにかけて切り、全部で9針を縫った。傷口が非常に腫れあがっており、痛そうだ」と説明した。実際、体力の消耗は激しかったようで、試合終了のホイッスルが鳴ると、ピッチに座り込んでいた。
流血しながらも、決勝点につながる好パフォーマンスを見せた。ピュエル監督も、背番号20の身を粉にして戦う姿勢を褒め称えた。だが、勝利に貢献するのと、FWとして結果をきっちり残すのでは、意味合いがまるで違う――。
そんな強い決意と覚悟が、岡崎の悔しそうな様子から伝わってきた。
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