レアル残留が濃厚も...C・ロナウドに
ブチ切れ移籍騒動が多発する背景 (4ページ目)
「ブーイングではなく、拍手をしてほしい」と、C・ロナウドはサンティアゴ・ベルナベウで行なわれたCL準決勝アトレティコ・マドリード戦後、サポーターに愛情を求めていた。
このことに関して、「プロして高額の報酬を得ているのだから、ブーイングされることも当然であり、文句を言うのはただのわがままで甘えているだけだ」という意見もある。それもひとつの道理だと思う。だが、C・ロナウドとて、他の人々と同様に失敗をすることもある人の子だ。神様でも宇宙人でもない。賞賛をされれば嬉しいし、批判をされれば悲しい。誰だって批判だけを聞かされ続ければ不快になるだろう。
もちろん、天賦の才能に恵まれた選手ではある。だが、C・ロナウドがその才能を輝かせるために、実際には日々のたゆまぬ努力によって「世界一」という称号を獲得した選手であることを人々は忘れている。それこそが、今回の移籍騒動の発端と言えるだろう。
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