香川真司、キリリとした表情。
途中出場でアピールしてスタメン奪回へ (3ページ目)
香川は、いい感触を得ている根拠をこう述べた。
「ここ数日、いい状態だと思ってる。途中出場って本当に難しいなと感じていて、こういう試合は割に楽かもしれないですけど、接戦の試合になったときにはしっかりと準備をしてチームを助けなきゃいけない。そのためには小さなところでの準備が大事になってくるので、途中からうまく試合に入れるという手応えは感じていた。だからこそ、結果を出したかったですね」
途中からの試合への入り方を、つかみつつあるということだ。
「15分、20分で力を発揮するのは、どういうウォーミングアップをするかにかかっている。やっぱり試合にはいきなり速い状況で入るので、慣れる時間もないし、息も上がるし、乳酸もたまりますから」
そしてなにより大事なのは、メンタルだと認識している。
「ボールタッチ云々というより、メンタル的なところで、いかに自分自身のプレーを示せるか。まずいいメンタリティで試合に入らないと、そのあとがついてこないと思うから。(出場するからには)自分がどういうプレーヤーなのかというのをあらためて証明していかなくてはいけない。もちろん仲間はわかっている。今日もボールを持ったら見てくれる雰囲気はありましたから、あとはそれを結果につなげたいです」
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