本田圭佑、プレミア移籍を拒否。
夏が来れば動き出す......のか? (3ページ目)
もうひとりの負傷者はジャック・ボナヴェントゥーラだ。内転筋の筋が切れてしまう大ケガで、試合後すぐに手術。彼のシーズンはここで終わってしまった。それにしてもボナヴェントゥーラを失った打撃は大きい。今季ここまで、彼はスソとともにミランを牽引してきた選手だった。
こうして数週間のうちにミランは4位から7位へと転落してしまった。年末のイタリア・スーパーカップのため延期されていたボローニャ戦が来週あるとはいえ、かなり厳しい状況である。
このスランプは、セリエAで最も平均年齢の若いミランの成長を脅かす可能性もある。一部のミラニスタは、この若きミランのシンボルとも言える2人の選手、GKジャンルイジ・ドンナルンマとMFマヌエル・ロカッテリをSNSなどで槍玉に挙げて非難している。
しかし忘れてはいけない。ドンナルンマはまだ17歳、ロカテッリも18歳。ともにトップチームに上がってまだ日も浅いし、若手にありがちな波もあろう。なにより批判している人たちは、彼らのこれまでの貢献を思い出してほしいものだ。
これまでの数年と異なり、今のミランはスランプを乗り越える力を持っていると思う。
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